「エイヨーカッパー」
と呼ぶらしい。
学校の敷地内に棲み付いたエイヨーカッパー
女子生徒はエイヨーカッパーが嫌がっているのに、しつこく可愛がり
男子生徒はこんな風に掴んだり、水をかけて追っ払ったりするもんだから
エイヨーカッパーは比較的ニュートラルな立場の僕に
安らぎの地を求めてきた。
とは言っても
吾輩は猫があまり好きではない。
子供の頃に飼っていたインコやカナリアが、何度も野良猫に襲われたものだから
むしろ苦手意識があって
エイヨーカッパーを避けていただけなんだけどな・・・
膝にまで乗られてしまったので
おっかなびっくりではあるけど
可愛がっている。
日頃、僕からイジられているアブラハムは
僕がネコが苦手なのを知って
「ホラ、ミスター・チムリ、来いよ!触ってみろって!ホラ!」
と、ここぞとばかりに今までの鬱憤を晴らしている。
憎らしい表情で不敵な笑みを浮かべやがって
何かムカつくな~!!
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