立候補辞退者はゼロ。
教員陣のイルミナティ大作戦は大失敗に終わった。
予想に反し、立会演説会もかなり面白いものとなった。
給食委員に立候補したエマニュエルに対しては
「お前四日もシャワー浴びてねーじゃんかー!お前の汚い手から給食もらうのなんて嫌だよー!」
と野次が飛ぶ。
インフォメーション委員に立候補したジャシュアは
「寮生の皆さん!幸い僕は通学生なので、家にテレビもあれば新聞もあります。僕が当選したら、政治・経済から、プレミアリーグの結果、そして芸能人のゴシップまで毎日お伝えすることができますよ~!」
と田舎代議士のように、利益誘導のマニフェストを掲げる。
そして今日は投開票日(即日開票)。
イルミナティ大作戦を挙行した割りには
選挙は非常に民主的に行われて興味深い。
選挙管理委員長に扮したアブラハムから、候補者の名前の書かれた投票用紙を受け取り
当選させたい候補者に✔印を付け、投票。
投票所にはタライが並べられてたので
「何に使われるんだ!?」
と思ったら・・・
こういうことだった!
日本の投票所で言うところのパテーション代わりで
有権者のプライバシーの保護!(笑)
教員にも一票を投じる権利があるので、ワタシも投票!
(WINSで勝馬投票券に「1枠1番ディープインパクトに単勝で10000円!」とマークしてるオッサンにしか見えないけど・・・)
そして開票。
左の男子生徒はA候補者、右の女子生徒はB候補者陣営から送り込まれた開票立会人で
A候補者の票は左の男子生徒に手渡され、B候補者の票は右の女子生徒に手渡される。
(細かいな~・・・)
黒板には選挙速報。
アブラハム委員長は別に選挙結果を記録している。
さすがに出口調査なんてものはないから
「開票率10%C候補当選確実!」
なんてテロップは出せないので、最後まで開票し続けなければならない。
よって、100票対10票で負けるような超弱い候補者にとっては
「もう、オレの負けはわかりきってるんだから、開票し続けるのは止めてよ~・・・」
と、苦痛の長時間を過ごすことになる。
2012年、Everlight College 新内閣発足!
(生徒を並ばせて、それっぽい写真を撮ってみた)
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