2012年6月1日金曜日

Prefect Screening 4

面接官の中でも特に
数学・物理担当のセルンクマ・ボニフェスと
生物・化学担当のファリダは
生徒に底意地の悪い質問を投げ掛ける。


セルンクマ

右側のふてぶてしい態度の♀がファリダ

セルンクマは日本とチャイナの区別ができたため
ワタシが大甘の基準で「日本通」の称号を授けた例の男だ。

だが
彼が来てしまったためにワタシは生物・化学を教えることを余儀なくされ
話してても、英語の訛りがキツくて何度も聞き返すのが面倒だし
「カミカゼ」だの「イアンフ」だのムカつくことしか言わないので、「日本通」の称号は剥奪し
最近では、彼との会話も避けている。

セルンクマ
「チミは先生から体罰を受けたことがあるだかね?」

生徒会副会長立候補予定のヴィクトリア
「はい、何回かはあります・・・」

セルンクマ
「なしてだ?先生に体罰を受けるようなそぎゃん悪さをするわっぱは、生徒会なんかにゃ立候補しちゃいけねぇずら!」

ヴィクトリア
「はい・・・これから気を付けます・・・」

エンターテインメント委員に立候補予定のエリックに対してはファリダが


ファリダ
「エリック、あなたはエンターテインメント委員に立候補するのよね?じゃあ、ココにいる私たち全員を笑わしてみなさい!」

エリック
「え゛~っ゛!?そんな無茶ぶりされても・・・じゃあ、小噺でも。"Once upon a time,,,"」

ファリダ
「ちょっとー!何が"Once upon a time" よ!私は昔話が聞きたいなんて言ってないわよ!笑わせることができないなら出て行ってちょうだい!」

エリック
「いや、ちゃんとオチがあるんで最後まで聞いてくださいよ~・・・」

ファリダ
「もういい!はい、面接は終~了~!ご苦労さん!」

エリック
「・・・・・」

ファリダは他の生徒たちに対しても
「今の教育省の現職大臣は誰だったかしらね~?」
だの
「教頭先生の名前をミドルネームも含めて全て答えなさい!」
だの
生徒が絶対に答えられない質問ばかりして、片っ端から立候補辞退に追い込む。

(ある意味、蓮舫並みにデキる女だ・・・)

そして
教員たちにとって都合のいい生徒ばかりに絞られた候補者たちによる立会演説会が
今日の14:00から開催される。

出来レースだから全然楽しみではないけれど・・・

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