動物園

夏休みも残すところあと僅かなので
サエちゃんがコンダクターとなって
同期入社の我々を動物園に連れて行ってくれた。

放し飼いのサルがお出迎え。

僕は極真空手・大山倍達総裁の

「君ぃ～、猫と戦おうと思うのなら、日本刀一本持って互角だよ～。」

の言葉通り、野生動物はキレたら何をしでかすかわからないと思っているので

若干ビビり気味・・・

なのにコナンは何故かサルにケンカを売っている！

（コナンもサルもアホだ・・・）

生憎の雨で、しばらく雨宿り。

ダチョウもシマウマもインパラも仲良く共存。

（人類もこうあって欲しいさ～ね～・・・）

僕の干支のイノシシですが

見れば見る程ブサイクで

もっとカッコいい干支の年に生まれたかったな・・・

例えば獅子年とかさ。

（そんな干支は無いけどね・・・）

僕はラクダにもビビる！

なのにコナンはビビらない！

２０００シリング払ってラクダに乗り

「わ～、ボク、アラブの石油王みたいですねー！」

と調子に乗っていた。

ＦＦＳ、ありがとねー！

追伸：

最後のこの集合写真を撮るのに

コナンが通りがかった白人さんに

「写真撮ってくれませんか？」

と頼んだら断られ

僕が頼んだらＯＫだった。

コナンは動物には好かれて、人類には嫌われているようだ。

ルワンダ旅行５

翌日は、ノブエちゃんとスナ子登場。
これで、ルワンダ出張組全員に会うことができた。

（遠い所をわざわざ有り難てーなー・・・）

スナ子は多忙の中、わざわざ出てきてくれたんで

お礼に写真を撮ってやろうと思ったら

恥ずかしがって顔を隠すんもんだから

何か、夕刊ゲンダイのＨな記事面の

「不倫願望の人妻」

みたいに写っちまった・・・

チョイ悪のイタリア人が経営するこのビュッフェでランチを取ることにしたが

肉や魚を盛り付けると割高になるということで

これまた極悪のシッチーから

肉や魚の上に米や野菜を盛るとバレないというテクを伝授してもらったが

何故か僕だけがバレて高額な料金を請求され

キノプーは米と野菜を盛り付けたことさえもバレず

無銭飲食していた。

それからみんなで虐殺記念館を見学。

勉強熱心なヒロミンは展示を隅々まで眺めていたが

勉強不熱心のシッチーと僕は

「観光名所に行った！」

という既成事実だけが欲しかったので

足早に博物館を通り抜け

外でプカプカと煙草を吸いながら

みんなが出て来るのを待っていた。

僕が

「ルワンダはウガンダと比べて綺麗な国だな～・・・」

といちいち感動するもんだから

自分たちが恵まれた環境でお気楽極楽に仕事をしていると思われたくないシッチーは

これでもか！っていうくらい汚い街を見せようとするんだけど

どれもこれもウガンダに勝っているので諦めたようだった。

と言うか

ルワンダは「千の丘の国」と呼ばれるだけあってアップダウンが激しく

街を歩けば歩く程

僕の外反母趾が悲鳴を上げた。

（ルワンダを褒めなきゃ良かったよ・・・）

夜はルワンダ料理のビュッフェに連れて行ってもらった。

彼女との６時間にも及ぶスカイプ通話を終えたテノピーが遅れて参加し

野菜嫌いの彼は肉と魚ばかりをパクパク食べていた。

仕事メシで別行動だったユウさんも遅れて参加し

「まだまだ飲み足りねー！」

と、ビールをゴクゴクと飲んでいた。

続く・・・

ルワンダ旅行４

実際は携帯を失くしたと気が付いたのは
クラブの次に行った店にいた時で
その店に行くまでの移動が楽しかった！

諸事情により詳細は書けないけど
シッチー考案の「ナナレンジャー」で移動。

ヨッシーが先頭で、ブッチ切りのトップで到着すると思いきや
途中スタミナ切れで脱落。
ビリっけつで到着してました。

次の店でジントニックのシングルをオーダーするも
シッチーとユウさんに勝手にトリプルに変えられ
ヘベレケになりながらポケットをまさぐると

「アレ？ケータイ無いや！」

僕は渋谷生まれの都会っ子で
宵越しの銭は持たないチャキチャキの江戸っ子でもあるし
竹を割ったような性格だから

（てやんでい！失くしちまったモンはしょーがねーや、べらぼうめ！）

と諦めていたんだけど

石川県出身の田舎者で
人情味溢れるシッチーは

「いや！初日でケータイを失くして残りの旅行をつまらない思いをするのも嫌でしょうから、探しに行きましょう！絶対見つかりますよ！」

と、前の店まで一緒に探しに行ってくれた。

（優しいな～・・・田舎者なんて言ってゴメンね。）

結局見つかることはなく、シッチーと戻って来ると
これまた相模っぱらの田舎者で
厚木や座間に近いためか白人コンプレックスのキノプーは
隣に金髪のスイス人男性をはべらせてニヤけていた。

ヨッシーとテノピーはまだまだ遊び足りないらしく、夜のダウンタウンに消えて行き
疲れ切ったオーバー３０の僕らは帰路について
初日は（ケータイを失くした以外は）無事に楽しく、幕を閉じた。

続く・・・

ルワンダ旅行３

旅行とは関係無いけど

その後オルガ（源氏名：ケリー）との関係については

僕の
「俺は仕事を辞めてロシアに渡って、オホーツク海でタラバガニの密漁でもやるよ。だから、お前もホステスを辞めて、毎日温かいボルシチとピロシキを作って、俺の帰宅を待っててくれ！」
とのプロポーズの言葉に

オルガ（源氏名：ケリー）は
「ダー！二人の未来にスパシーバ！」
と結婚を約束した仲だった。

・二人で東京タワーに昇ったり
・浅草からヒミコに乗ってお台場に行ったり
・奥多摩の鍾乳洞に行ったり
・秋川渓谷でバーベキューしたり
・コサックダンスを一晩中踊ったり
・警察とスパイに分かれて、ＫＧＢごっこをしたり
・服を一枚脱ぐごとに小さくならなきゃならないマトリョーショカごっこをしたり

と楽しいデートを積み重ねたが

オルガ（源氏名：ケリー）の「不法就労による強制送還」で
二人の関係には
ピリオドが打たれた。

ブリジット・ニールセンに似た
と言っても若い人にはわからないだろうから
ソフィー・マルソーに似たキレイな娘だったけど

元気にしてるかな～？

ジャガイモとか食べまくって、ウオッカを呑みまくって

太ってんだろ～な～・・・

続く・・・

（って、全然ルワンダ旅行のこと書いてないや！）

ルワンダ旅行２

僕はエレガントにゆっくりとティラミスを味わいたかったんだけど

ヨッシーが
「チャッチャッと食って、踊りに行きましょーよ！」
（ホントは踊るよりも、ドサクサに紛れてルワンダ人女性ダンサーのボディにタッチしたかっただけ）
と急かすもんだから

「いや、俺って平成のサムライだからダンスとか、からっきしダメだし・・・しかもサムライなだけに、踊るって言っても能とか狂言を舞うことしかできないよ・・・」
と断ったんだけど

ダンサーのテノピーにまで誘われちゃったから

仕方無く
「人間五十年～、化天のうちを比ぶれば～、夢幻の如くなり～・・・」
とミラーボールにキラキラと照らされながら
渋々舞ってたワケさ。

するとDJが
C & C MUSIC FACTORYの
「EVERYBODY DANCE NOW～♪」
なんてゴキゲンなサウンドをかけちゃうもんだから
９０年代を青春時代として過ごした僕としては
不覚にもノッてきてしまったワケよ。

更に、次にかかった曲が
「恋のマイアヒ」で
かつてルーマニア・パブのカラオケで踊り付きで披露し
ロシア人ホステスを震撼とさせ
オルガ（源氏名：ケリー）を口説き落とした曲だったから
尚更ね・・・

（詳しくは↓で）
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000033723126&owner_id=88780

「マイアヒ～♪マイアフ～♪マイアホ～♪マイアホッホ～♪」
で交互に片足を上げるんだけど
その拍子にポケットから携帯電話が落ちてしまったらしく

その後見つかることは無かった。

ルワンダ初日にして
ホントに「MY 阿呆ッホ～♪」だったとしか言いようがない。

続く・・・

ルワンダ旅行

ルワンダ旅行をして来た。

到着後２時間で、この国が大好きになった！（ある一つの事件を除いては・・・後述しますけどね）

こんなに、いい国は
俺の４０年に及ぶ人生経験と、記憶を辿ってみても
鎌倉幕府以外思いつかないよね。

同期のみんな、逞しくなってたな～・・・

だってさー！

町中を、こんな時間から歩き始めて

こんな時間になるまで歩き続けるんだよ！

「お前ら、いつからアフリカ人に帰化したんだ！？」

って！

俺、老化による体力の衰えと痛風の疑いがあるもんだから、ついて行くのがやっとだったけど

それを言っちゃうと、また

「おい、シニアー！歩くの遅ぇーよ！」

と、バカにされるもんだから

「俺、外反母趾が痛いから、もうチョットゆっくり歩いてくんない？」

とウソついて、懇願しちゃったよね～・・・

同期

ユウさんは呑んで淡々と毒を吐くわ

テノピーはＡ原Ｓ晃のモノマネを完璧にマスターしてるわ

ヨッシーは踊りながらルワンダ人女性にセクハラをかます術を体得してるわ

キノプーは酔っ払って眠いくせに「断る理由が無い！」と３次会まで付き合うわ

ヒロミンの体力指数は１００％に到達するわ（ちなみにウガンダで到達した最高は８０％）

シッチーは街歩きには相応しくない、アルピニスト・野口健を思わせる出で立ちで登場するわで・・・

そして、この店で・・・

待てど暮らせど、オーダーしたのに出てこないティラミスがやっと出てきて

食べ終わった後に

事件は起きる・・・

続く・・・

いけないこととは知りつつも・・・

今日もやっちまった・・・

カニ缶の買い占め

前回買い占めたストックが、まだ９缶あるから買う必要はなかったんだけど

例のスーパーのインド人雇われ店長が
「旦那！今日は例のヤツが入ってますゼ！」
と耳打ちするもんだから、ついね・・・

夕方になるとアブラハムが
「チムリ、Evening Walk にでも行こう！」
と誘うので

（また今日もブラブラと歩くことしか、やることが無いのか・・・）
と思いつつ、渋々散歩に出掛けると

インチキ臭い和食レストランを発見した。

ウガンダには

「京都」という和食レストランが一軒しかなく

しかも、僕の任地のすぐそばってことで

コレは貴重な大発見かもしれない！？

やっぱ、ブラブラ歩くって大事なことだよね！ウンウン・・・（納得）

中に入ってみると、フィリピン人女性のオーナーが迎えてくれた。

久々にアジア人に会えた嬉しさから

僕も

「マガンダンババエ～！」

「マハル～キタ～！」

と思いつく限りのタガログ語を、彼女に投げ掛けた。

どんな意味かはわかってないけど

彼女は大喜びしていたから

多分最上級の褒め言葉なんだろう。

中々良さげ！

ご自慢のタタミ・ルーム！（緑のカーペットだったけど・・・）

掘り炬燵！

「侍」と「統一」の掛け軸！（「統一」は韓国と北朝鮮のスローガンのような気もするが・・・）

シェフはマニラの全日空ホテルで修業したと言っていたので

「とんかつ定食」には期待していたが・・・

　

ま、久々の和室で「侘び寂び」を満喫できたということで

良しとしよう。

終業式

昨日で２学期も終了で、今日から夏休み。
生徒も寮から引き揚げてしまって静かだし、やることが無い。

アブラハムは学校の敷地内をブラブラと歩いていたので

「何やってんの？」

と聞くと

「やることが無いから、ブラブラ歩いてるんだよ。」

と、ブラブラと歩くことしか
ウガンダでは

やることが無い！

日本だったらスーパー海物語を打ちに行ったり、ウィンズに行ったりできるんだけどな～・・・

今学期は何故か中１の担任を持たされたので、今週は生徒の通知表の記入に忙殺されていた。

ってか、フツー、外国から来た得体の知れないオッサンに担任を持たせるかぁ！？
逆の立場で言ったら、日本の中学で、ボビー・オロゴンを担任に据えるようなもんでしょ！？

アブラハムは隣で余裕ブッこいて、ゴスペルを聞きながら

「ゴッド・イズ・グ～ッド！チムリも歌いながら仕事しなよ～！」

って、うるせーっつーの！

大体、ウガンダ人は、担任の件に関してもそうだけど
俺に頼り過ぎなんだよね～！

「ネットやらせて！」
「モデム貸して！」
「フラッシュ・メモリー貸して！」
「塩ちょうだい！」
「砂糖ちょうだい！」
「紅茶ちょうだい！」
「セロテープ貸して！」

って、返却を要求しなきゃ、原則、借りパクするしさー！！

ま、その仕返しに、アブラハムの脇腹には挨拶代わりに三日月蹴りとかを極めてるから、いいけどね。

でも、成績表を付けるのは、結構楽しかった！

「先生、この赤いスタンプって何？」

「あ～、それはジツイン（１００円の三文判だけど・・・）と言って、日本の公式文書では署名と一緒に押さなきゃなんないんだよ。これがあるのと無いのとでは雲泥の差で、俺のジツイン入りの通知表をもってさえいれば、オックスフォードでもケンブリッジでも行けるから安心しな！」

「えっ、マジでー！？」

と、こういった裏ワザアイテムを持っていると、英語が下手で授業が下手でも、生徒の信頼を繋ぎ止めておくことができる。

コメント欄には

「今学期はクラスで２位だったね。来学期は１位を取れるように頑張ろう！」

「キミは慎重だから時間がかかるけど、そんなに気にしないで。きっと、大丈夫だから！」

「理系科目を頑張ろう！先生も一緒に勉強してあげるからね！」

って、俺の口から出たセリフとは思えないくらい

キモい！

ま、そんなこんなでワタシのウガンダにおける初の学期も無事終えたので

来週はルワンダ

再来週は某国立公園を

旅行して来マッスル！

暑中お見舞

暑中お見舞い申し上げます。
（と言っても、ウガンダは毎日夏なんで、一年中「かもめ～る」を差し上げたい気分なんですがね・・・）

ところで、日本のみなさん！
金鳥の夏、日本の夏を満喫してますか？

ヤブ蚊にでも刺されたりしてるんじゃないですか？

でも、キンカンとかムヒを塗っとけば
痒みも治まるから、いいですよね～。

ウガンダでは！
万が一、ハマダラ蚊にでも刺されようもんなら
マラリアに罹って死んじゃうんで

「蚊取線香・虫よけスプレー・蚊帳」のトリプルプロテクションで
命懸けで駆除しています！

命懸けってのはウソだけど
マラリア予防薬を飲んでいるので（多分）大丈夫です。

ただ、この薬の副作用が結構強烈で
寝付きが悪く、寝起きも悪く、悪夢まで見ます。

この前は
シャンデリアのある豪華な火葬場で

「あなたはあと３０分で焼かれますから（生きてるのにだよ！）、余命３０分をこの豪華な火葬場で楽しんでください。」

と宣告され
親父とシャンパンを飲みながら、号泣しながらダンスして

「俺、死にたくないよ～！」

と叫んだ時に目覚めた。

昨日は
駅の改札に

「この顔にピンときたら１１０番」

の、某カルト教団の指名手配犯のポスターが貼ってあって
その犯人がSuicaをタッチして駅のホームに向かって行った。

駅員二人が

「アイツに違いない！」

と追いかけて行って（何故か僕も）、三人で取り押さえた。

すると駅員が

「お客さん、ＡＥＤを取って来ますので（何でだよ！）、ヤツを逃がさないでおいてください！」

と無茶ぶりをするので

仕方なく柔道の袈裟固めで押さえていると
奴さんはヨガの達人で
関節をあらぬ方向に曲げて、袈裟固めをすり抜けて、反撃に転じ

「駅員さん、助けて～！」

と叫んだ時に目が覚めた。

マンネリ化

ウガンダでの生活もマンネリ化してきて、最近ネタが無い！

教頭代理の息子のアリージェンスは
まだ言葉が良くわかってないので

「チビージェンス！」、「ハゲージェンス！」、「しみったれージェンス！」
と、何と呼んでも

「ワーンジ？（呼んだ？）」
と応えるので
最初は面白かったけど
そろそろ飽きてきた。

抱っこして
「高い高～い！」
とやってあげると
興奮してオシッコを漏らして僕の顔にかかるので
もうやめた。

それを避けるために
足を掴んで逆さ吊りにしたら楽しいかなと思ったら
泣いたからやめた。

チムリーマートの息子のチーザが
立ちションしているところを急襲するのも
ヘンなトラウマになっちゃうと可哀想だから
やめた。

ここんとこ、ＦＩＤＥＬも見掛けないし・・・

また、田植えにでも行って、野宿でもしているのだろうか？
この前、ネリカ米の種もあげたし、きっとそうだろう。

強いて最近のネタを挙げるとすれば

①ＦＩＤＥＬの水虫が、歩けなくなるほど悪化した

②押収した証拠品の数々

 

「期末試験で計算機を使ったら、０点にするからな！」

と、あれほど注意してあったにもかかわらず

ボディーチェックをしたら

４人の生徒が、靴下の中に忍ばせてやがった！

③ヒドい水道水

濾過して煮沸しなきゃ飲めないよ・・・

④ウガンダで暗躍するハッピー・サイエンス

暗躍ってか

大々的な布教活動か。

⑤街を歩いていると「お前はユーゴスラビア人か？」と尋ねられた。

ま、いつものように支那人に間違われるよりかは、よっぽどマシですが・・・

いっそのこと東欧人らしく

「キムラヒトビッチ」

にでも改名しちまうか。