座席数が足りなくてモメる。
前に書いた、悪魔が憑依したフリをして発狂する生徒が
遠足代を払ってないのにチャッカリ座っちゃってて
追い出されると
「何でボクを連れて行ってくれないんだー!?」
と発狂。
また、独房に南京錠をかけられて監禁されていた。
可哀想に・・・
それでもまだ座席数が全然足りず
何のことはない、ただ単に、マタヨの段取りミス。
もう一台バスをチャーターするのかと思いきや、生徒を鮨詰めにし
こんな状態で出発した頃には
時計の針は既に9:30A.M.を指していた。
(こんなアフリカン・タイムにも、もう慣れてきたわ・・・)
そして度重なる
オーバーヒートによるエンスト。
無事に目的地に辿り着けるのだろうか・・・
普段何の娯楽も無い生徒たちはバスに乗れるだけで大喜びで
片道2時間半の道のりを
休むことなく、飽きることなく
延々と奇声を発し、延々と歌っている。
教頭代理
「お前らうるさい!静かにしろーっ!」
すると生徒たちは
讃美歌を大合唱し始めた。
神とジーザスを讃える歌だけに
さすがに教頭代理もダメ出しできなくなってしまった。
(こういう悪知恵は働くのに、何で成績は悪いんだろ~な~・・・)
毎日3食ポショ豆しか食べられない生徒たちは
貴重なタンパク源摂取のために
サービスエリアでは肉を買い漁る。
道中3か所の検問では定員オーバーで停められるも
ドライバーと車掌は3度に渡って警官に20,000シリング(≒800円)のワイロを渡して乗り切り
何とか目的地に辿り着くことができた。
そして
歳の割には老け顔で強面の
おバカ生徒二名・・・
続く
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