2011年5月30日月曜日

ンポランポラ

参った・・・

僕の受け持つ
中2・物理の学期始めのテストを採点したけど

最高点が
35点だもんな~・・・

最低点が
10点だもんな~・・・

↑の最低点の彼?彼女?
(アフリカの名前って、「ンパラニ」、「ンスブガ」、「ンヨク」と、「ン」で始まる名前が多いから、発音ができない上に、名前から性別を判断するなんて、尚更できんっ!)

の採点をする時は
「頼むから0点だけは取らないでくれ・・・」
と、ブードゥー教の神に祈ったさ・・・

ンポランポラ(slowly, slowly)で時間をかけて
教えていくしかない。

って、また「ン」で始まったよ・・・

2011年5月28日土曜日

試験終了

生徒たちは、今日で学期始めのテストが終わった。
お疲れさん!

その打ち上げ的な意味があるのかどうかわからないけど
今日はみんなで校庭でサッカーをした。

1ヶ月も休みだと
校庭の雑草も生え放題だったので
事前準備のために、昨日一人で草むしりをした。

教頭先生からは
「そんなの生徒の仕事だけど、まぁ彼らは試験中だしな~・・・とにかくミスター・チムリ、助かるよ!」
とお褒めの言葉も頂戴した。

「オイ、アブラハム、お前も行くぞ!」
と誘ったら

「いや、僕はテストのプリントアウトとか、丸付けがあるから・・・」
と、手伝わない理由を必死に考えてやがるので

「何だよ!俺一人だけに囚人の労務作業みたいなことさせんのかよ!」
と脇腹に空手の地獄突きをお見舞いしてやったら

「OH! NO! イ゛~ッ゛!」
と甲高い声で奇声を上げてやがった。

ま、草むしりはカモフラージュで
ホントは職員室をサッサと抜け出して
カメレオンのエサのバッタを捕まえに行くことが目的だったから
結局は、一人で良かったんだけどね。

ウガンダは結構、豪雨が降る




程良くバッタも捕まり
運良く雨まで降ってくれたので

草むしり、終~了~!

ちなみに真ん中の写真の傘は、FIDELの傘で
今日、フィデリー・マートにミネラルウォーターを買いに行って
お金を渡す代わりに
ヤツの手のひらに後ろ手に隠しておいたカメレオン載せようとしたら

眉毛はハの字
涙目で逃げて行きやがった。

その隙に
店主のいないフィデリー・マートから
ドーナツ・チャパティ・サモサを失敬した。

それでもしつこく追いかけたら
最後はその傘で応戦してきやがって

失礼なヤツめ・・・

2011年5月27日金曜日

新学期2

今週の月曜から2学期が始まった。
着任したのが1学期の終業式だったから
生徒に会うのは1ヶ月ぶりで、2回目だ。

「あのムズング、まだ居るのか?」
と警戒心と好奇心が入り混じった目で、僕のことを見ている。

今週は学期始めのテスト週間で
生徒と接触する機会が無いし

おまけに
夕方になると、ヘンな空手の型を始めたり
カメレオンを飼ったりしているので


怪しさに拍車が掛かっているようだ。

昔、ボビー・オロゴンが何かのテレビ番組で
「飼っていたヤギがライオンに食べられた!」
「弟がシマウマに轢かれた!」
と言っていたが

アフリカ人にとって
野生生物は恐れるべき存在で
ペットとして飼う習慣は無いようだ。

また
カメレオンは毒を持っていて
咬み付くと勘違いしているようだ。
(日本だったら2万円以上で売れるのにな~・・・)

カメレオンのエサのバッタを捕まえるために
野原を走り回っている僕を見て
クスクスと笑ってもいる。

(ヤバい、ナメられてる・・・)

僕は生徒とのコミュニケーションを図るために
カメレオン2匹を持って
休憩中の生徒を訪ねた。

コミュニケーションを図れるどころか
生徒たちは一目散に
蜘蛛の子を散らすように逃げて行った・・・

しかし

子供の頃
ガキ大将にケンカでやられて大泣きし
鼻水をたらしながら追いかけたら
あまりの汚さにガキ大将の方が逃げて立場が逆転し
いつの間にか仲良くなっていたなんてケースが、よくあったけど

それと同じように
生徒たちと仲良くなることができました。

今では
ヘンな空手の型にも付き合ってくれて
6人の門下生もできました。

2011年5月26日木曜日

フィデリー・マート3

FIDELは引き算が苦手なようで
あたかも生徒に問題を出すかのようにして、誤魔化している。

FIDEL
「お前は1000シリング払った。チャパティ(クレープのようなもの)とサモサ(春巻きのようなもの)とキャンディで650シリングだ。お釣りは幾らになるかわかるか?」

生徒
「ん~と・・・450シリング!」

FIDEL
「そうだ!ほら、450シリングの釣りだ。」

なんて愚かなやりとりを、何度目にしたことか・・・


「FIDEL、ティーチャーズディスカウントは無いの?」

FIDEL
「生徒がカネを払ってんのに、生徒よりカネを持っている先生にディスカウントがあるわけないでしょ!」


「そうかそうか・・・」
と言いながら、僕は売り物のアメを勝手に取って、舐め始めた。

FIDEL
「チョット待ってくれ!それは売り物だ!俺を破産させる気か!?」
(一個50シリング≒2円のアメ代を貰えないだけで、破産はしないと思うけど・・・)

その隙にMatayoが店に入ってきて

Matayo
「今日は何がタダなんだ?あ、ミスター・チムリ、俺にもアメ取って!」
と言いながら、ミネラルウォーターを勝手にゴクゴク飲みだした。

FIDEL
「オー・マイ・ゴッド!お前、後でちゃんと600シリング払えよ!」

すると、次にAbrahamが入ってきて

Abraham
「何?今日はeverything freeか?」
と言って、勝手にビスケット食べ始めた。

FIDEL
「お前ら一体何なんだ!ちゃんとツケとくからな!」
と言って、ノートに書き留め始めた。


しかし
僕たちは、FIDELがノートに記入するスピードを遥かに上回るスピードで
あちこちから物を取って食べ始めた。

FIDELも誰が何を取ったか、目をキョロキョロさせながら
高速で書き留めていった。

その他にも
50シリングのアメ1個買うのに、高額紙幣の50000シリング札を出してみたり
FIDELのいない隙に、ツケを棒線で消してみたりしたが
その都度、ヤツは這い上がってくる!

さすが、我が子分・・・

後になって、帳簿をコッソリ見たが
僕のツケが

Kimuli 1,100 shiling
ではなく
Kyechiliwo 1,100 shiling
と書かれていたのが、気になった・・・

続く(かも)・・・

2011年5月25日水曜日

フィデリー・マート2

生徒に自分のことを
"Chairman!"
と呼ばせたり
(意味がわからない・・・)

500シリング(≒20円)を握りしめて
ミネラルウォーターを買いに来た生徒に
Fidel
「水は600シリングだ!後で忘れずに100シリング持って来いよ!」
生徒
「じゃあ、そのマンゴドリンクは・・・」
Fidel
「これか?これはちょうど500シリングだから、水じゃなくてこっちにしとけ!」
とか
(100シリング≒4円くらいまけてやればいいのに・・・)

高額紙幣はカーペットの下に隠していたりと
(セコい・・・)

とにかく、子分の悪行が目に余る。

最近は付加疑問文に代わって

「このキヨスクは俺のボスなんだ!」
(さっぱり意味がわからないけど、多分、「この店は俺の全てなんだ!」ということを言いたいらしい・・・」

「俺は今やビジネスマンだ!カネはキッチリもらう!」
(零細企業の足元にも及んでませんけど・・・)

「ミスター・チムリは俺のボスだが、この店に足を一歩踏み入れた途端、俺がボスだ!」
(そういう時はスグに外に引っ張り出して、"Now, I am your boss!"と言い返してるけど・・・)

などが口癖だ。

AbrahamとMatayoと僕は
Fidelにお灸をすえるために
ある行動を起こした。

続く・・・

2011年5月24日火曜日

フィデリー・マート

新学期が始まって
FIDELがやたらと張り切っている。

学校内のキヨスク従業員である彼は
学校が休みの間は

・政治集会に参加するか(自転車で)
・スポーツバーにプレミアリーグをタダ見しに行くか(もちろん自転車で)
・理事長お相手のテニスで白星を供給する

ことしか、やることがない。

FIDELが
「ウガンダ広しといえども、カーペットが敷いてあるキヨスクはウチの学校しかない!」
と自慢するキヨスクは土禁。


なのに
同僚のABRAHAMとMATAYOは土足でズカズカと入って行く。


在庫がダブつかないように
生徒が授業を受けている間にスーパーマーケットに仕入れに(自転車で)走り
休み時間に法外な値段で売りつける、オン・デマンド・ビジネスを展開している。
(本当は品薄なだけで、生徒からの要望に必死に応えているだけ・・・)

スタッフ最年少の彼は
年下の中・高校生が帰ってきたことによって
兄貴風を吹かせられるようになったことも
張り切っている理由の一つのようだ。

生徒への態度があまりにも横柄なので
見るに見かねたFIDELの育ての親の僕としては・・・

続く

2011年5月23日月曜日

新学期

ウガンダの張本勲


あんまり似てないか・・・
選挙ポスターみたいです。

さて

今日から新学期。
ウガンダに到着して2か月目にして
やっと業務開始となった。

ウチの学校は全寮制なので
帰省していた生徒が親御さんに連れられて
続々と帰ってくる。


金属製の箱の中身に
この学期に使う教材や衣類や食料や洗面用具などを詰めて


そして
今学期の登録


写真はウチの学校の
教職員ヒエラルキー序列ナンバー3のアブラハム同志。

アブラハムは僕に気を遣い過ぎるので
実質、僕がナンバー3になっちゃってます。

何故かウチの学校には
新学期になると生徒が学校側に


コピー用紙500枚
トイレットペーパー12ロール
ほうき
を上納するシステムがある。

2011年5月18日水曜日

ジョギングについて

FIDELのヤロー
また自転車でどこかに出かけて
ジョギング、ブッチしやがった!

まぁ、気を取り直して・・・

ウガンダは暑いし
標高が高くて空気が薄いし
面倒臭がりが多いし
食べ物の栄養価が低くて肥満体がいないから
ジョギングなんてしているウガンダ人は、まずいない。

そんなお国柄の町中で走ってるムズング(白人・外人)の僕は
ちょっと珍しく見えるらしい。

子どもたちからは120%の確率で
「ムズング~!ハ~イ!」
の呼びかけ声と共に、ハイタッチか握手を求められる。

ちょっとしたヒーロー気分だ。

日本の駅伝中継なんかで
TVに映りたいがためにランナーに併走して
結局はランナーのペースに追いついて行けず
TVの画面から消えていく愚かな子供たちがいるが

こっちの子供は身体能力が高いので
併走されても、僕の方が彼らのペースに追いついて行けない・・・

バイクタクシーの運転手たちからは
「ヘイ、チャイナ!」
と声を掛けられるが、僕はチャイニーズではないので、完全にシカトする。

日本の対中外交が弱腰なので
僕が悪態をつくことによって、草の根レベルで中国のイメージを悪くしていますから
日本の皆さん、ご心配なく。

今日はサッカーウガンダ代表のユニフォームを着て走ったので
なおさら反応が良かった。

まぁ、確かに日本で「HONDA 18」
の背番号の入った日本代表のユニフォームを着た黒人さんがいたら
「コイツ、外人のクセに日本代表のユニフォームなんか着てヘンなヤツだなぁ?でも、微笑ましいヤローだな!」
と思われるだろう。

その、真逆の感覚だったのではないかな?

2011年5月17日火曜日

またまたFIDELが・・・

3日前から同僚のAbrahamとジョギングを始めた。

ウガンダは標高が高くて空気が薄い。
Abrahamは黒人さん特有の身体能力の高さで、どんどん先に行ってしまう。

40歳のオッサンは
息はゼーゼー、足元はフラフラとさせながら
Abrahamに引き離されまいと、必死に喰らいついて行っている。

心臓破りの坂に差し掛かった時
背後から

「チェッチリオー、チェッチリオー!オガンバチー、オガンバチー!」
(ルガンダ語で「ヘイヘイ!どうしたどうしたー!」)

との聞き慣れた声と、自転車をギコギコと漕ぐ音が・・・

ヤツだ!

Abrahamと僕がジョギングに出掛けたと人づてに聞いたFIDELが
ただ僕らを冷やかすためだけに、自転車で追いかけてきた。

僕らが試合を直前に控えた減量中の亀田興毅で
FIDELがトレーナーの亀田史朗だって言うのならまだしも

僕たち二人にとって
格下のFIDELに煽られる筋合いはサラサラ無い!

イラついたAbrahamはシカトを決め込んでいる。
一応子分なので、無視するのも可哀想だから
僕は
「シャラ~ップ!ゴー アウェイ!」

FIDEL
「オーケー、オーケー!チェッチリオー、チェッチリオー!オガンバチー、オガンバチー!」

と、険しい坂道をお尻をフリフリしながらの立ち漕ぎで去って行った。

その後ろ姿の、何とムカついたことか・・・

ゴール地点のチムリーマートにたどり着くと
FIDELは余裕をブッこいて
仲間たちとファンタを飲んでいた。

Abraham
「お前、自転車でついてくるなんて、lazyなヤツだな・・・」

「そうだよ!明日はお前も参加しろよ!もちろん自転車でなくてだぞ!」
FIDEL
「わかったわかったよ!絶対に走るよ!その代わり、誰かエスコートを付けてくれ。俺、疲れちゃうからさ・・・」

「ダメに決まってんだろ!それから、お金は持ってくんなよ!」
FIDEL
「何で?」

「だって、お前、喉が渇いたら途中でファンタ買ったり、疲れたらバイクタクシーに乗って帰って来ちゃうだろ?」
FIDEL
「ギクッ!」

(コイツ、本当にそうするつもりだったんだ・・・)

今日の夕方5時
3人で走ることになっている。

続く・・・

2011年5月16日月曜日

数学の例題

来週の(月)から2学期が始まるので
一昨日、職員会議があった。

理事長どのからは
「数学と科学は、生活に密着していないから、生徒が興味を持ちづらく、成績が下がっている。
チミ達理数科教師は、是非とも頑張ってくれたまえ。」
とのお達しがあった。

理事長どののご期待にお応えするべく
担当教科の予習を始めた。

ちなみに中学1年生の数学の教科書


内容も、生徒が興味を持ち易いように
生活に密着した例題が盛られている。


「オコット君は学校から家のある村まで歩いて帰りました。
20kmの道のりを、4時間かけて歩きました・・・」

生活に密着した例題を出題すると
こんなになっちゃいます・・・

それにしても20kmの徒歩通学って・・・

2011年5月15日日曜日

中トロ

実は熟した!
機も熟した!


前回間違って食べちゃったアボカドの色・・・


中トロでありますように・・・


旨すぎる・・・(T0T)
むしろ、大トロだよ・・・

コレすり下ろしたら
米はあるし、醤油はあるし、卵はあるし、ネギは買えるし

刻み海苔とワサビさえ手に入れば

ネギトロ丼もできんじゃね!?
(アボカド・ネギ・ワサビの緑色のオンパレードさえ気にならなければ・・・)

ウガンダに住んでいる限り!
ジャングルにアボカドが実っている限り!
僕はトロにありつける!

(内陸国の)ウガンダに住んでいる限り
本当のマグロにはありつけないと知りつつも・・・

昼ごはん

運良く電気が通っていれば
ティファールが使えるし


スーパーでは即席めんも売っている


kerosene stoveで火を起こすのが面倒臭いから
鍋にめんとスープを入れて


熱湯を注いで


蓋を閉じて
2分待って


できあがり。


チキンラーメンを作るのと同じ要領ですな。

欠点
①できあがりが常にレアってか、スーパー・アルデンテ。
②ベジタブル、マッシュルーム、オリエンタル、チキン、ビーフ、シュリンプと味が6種類もありながら
味の差が全く感じられない。

「やったー!今日はシュリンプだー!」
と思って食べるしか
味の差は感じられない。

サッポロ一番って凄いよな~・・・
確実に、しお、しょうゆ、みその違いが感じられるもんな~・・・

2011年5月14日土曜日

リベンジ

昨日の晩ごはんは完全に大失敗だったので
今日は無難に
「たまごごはん」でリベンジ!


"Free-Range!"
"More Nutrition!"
の謳い文句に釣られて買いはしたけど

たまご売り場周辺にいた店員さんが
ヒマを持て余していたのか
たまごに付いた鶏のふんを
ヘラで擦り落とす作業をしていたのが気になった・・・

サルモネラ菌は大丈夫だろうか!?


白身と醤油の味しかしない・・・

最後はナンチャッテのオレンジブラッサムでシメました。


今日ジョギングしていた時に
放し飼いにされていた鶏が
生ゴミを突いているのを目撃した。

確かに"Free-Range"には違いないが
生ゴミを突いた鶏に
"More Nutriton"のたまごを産めるのかはどうかは
謎のベールに包まれたままだ。

2011年5月13日金曜日

晩ごはん

僕が今後2年間住むことになる部屋のリフォームが終わったので
理事長宅でのセレブな暮らしから、一人暮らしが始まった。

自炊も始めなければならないので
今日が13日の(金)だからというワケではないけれど
同僚のJasonに付き添ってもらい
スーパーまでkerosene stoveを買いに行った。

ウガンダ人が
Made in Kenyaよりも格段にクオリティーが高いと信じて疑わない
中国製のkerosene stoveを
Jasonに薦められて買った。

kerosene stove

うそ~ん!?

昔、アジャ・コングが凶器に使っていた一斗缶を加工して
緑色のスプレーを塗っただけにしか見えないんですけど・・・
どう見てもクオリティー低いでしょ・・・


買っちゃったモノはしょうがないから
これで今日はケニア米を炊いた。


意外と出来た!!


メニューは
①塩ごはん
②アボカドの刺身

アメリカでJapanese Restaurantなんかに行くと
生魚を食べられない白人が
鉄火巻のマグロの代わりにアボカドを巻いた
California Rollなんて巻き寿司を食べてるんだけど

マグロが手に入らないんなら
アボカドに醤油をかけて食べてみたら旨いんじゃないか?
と思ってやってみた。


「ん~、マズい、もう一杯!」
と、さすがに八名信夫のようにはいかない・・・
本当にマズい・・・

そもそもアボカドが熟してなかったから
カリカリしてるし・・・
青臭いし・・・

アボカドが熟したら
また挑戦します。

塩ごはんは旨かった!
(でも、せめて、「のりたま」さえあれば、食卓が潤うのに・・・)

2011年5月12日木曜日

FIDELの暴走

今日は大統領の就任式。

またまたFIDELがやってくれました・・・

正式な招待客じゃないから、遠巻きにしか見ることができないのに
熱狂的な大統領サポーターであるFIDELは
昨日から出席用の一張羅の洗濯に余念が無い・・・


大統領は2期10年の任期を勝手に延長して、再選に再選を重ねてるから
野党が選挙無効を訴えて
毎週(月)・(木)にダウンタウン周辺で暴動を起こす。

僕ら日本人には外出禁止令が発令され
ウガンダ人でさえもダウンタウンには近づかない。

特に暴動のリーダーである野党の党首が
警官から顔面にトウガラシスプレーを浴びせかけられ重傷。
ウガンダ国内の病院に入院すると、与党の息の掛かった医者に何をされるかわからないからと
ケニアの病院に搬送。

治療を終えて
就任式をメチャクチャにするためか
今朝帰国した。

だから、ウガンダ人でも
遠巻きでもいいから
就任式を見ようなんて人はいない。
ましてや、一張羅でなんて・・・

なのに

FIDELは一張羅で出掛けた!
例のごとく自転車で!
1時間20分もかけて!


300シリング≒12円の変な帽子まで買って
生還した・・・


「これからブンガという村で大統領のパーティーがある。オレは大統領信者だから絶対に行かなきゃならない!チムリも行きたいならmost welcomeだ!荷台に乗ってくれ。」

僕は外出禁止令が発令されているから行くことができない。
むしろ行きたくもない・・・

断るとFIDELは
「そうか、わかった!isn't it?」
と、例のごとく間違った付加疑問文を言い残し
これまた招待されていないパーティー会場へと
例のごとく自転車で去って行った・・・








2011年5月11日水曜日

へんなの

日記代わりにブログを書き始めたけれど
早速ネタが尽きてしまった・・・

撮り溜めしておいた
ウガンダの変なのを紹介します。

イネを喰い荒らす害虫

目が離れ過ぎでしょ・・・
真ん中見えてますかー!?

アリ塚

いくらハタラキアリとは言え、働き過ぎでしょ・・・
オオアリクイもここを襲ったら、さぞかし満腹になることだろう。

カタツムリ


かなり肉厚そうなエスカルゴ。
しかしながら、寄生虫がいるため
食べることはおろか
触ってもいけないらしい。

電池

パナ芝って・・・
数ある電池の中でも一番安かったんで
クオリティも一番低いのだろう。

名前だけは、いいトコ獲りなのに・・・

2011年5月10日火曜日

食べ物

マイミクのナミテさんから
食べ物に関する写真のアップの依頼があったんで

パッサパサのサーターアンダーギーテイストのマフィン
1個200シリング≒8円


チムリーマートの副店長に
「前から食べてはいるけど、これは一体何なんだ?」
と今朝尋ねたら
「ドーナツだ。」
と言っていたから
あながち、俺のサーターアンダーギという例えも
間違いではなかったようだ。

そして
庭にフツーに実っているアボカドがもぎ取られて
毎日・毎食、食卓に並ぶ・・・


俺、もう四十だし
カロリーの過剰摂取が気になるところだ。

そして、同じく
庭やジャングルにフツーに実っているであろう野菜や果物を・・・
いわんや!
人の畑から勝手にもぎ取ってきたであろう野菜や果物を・・・
勝手に売る八百屋


そして
原価0円であろう野菜と果物に
惜しげもなく大枚を叩いてしまう俺・・・


ウガンダ料理の一例


こっちの人が「グリーン」と呼ぶ
左側に見える野菜は
そ~だな~・・・
出涸らしのお茶っ葉を、塩辛く味付けして食べている感じ。

この写真では盛られていないけど
「ポショ」と呼ばれるトウモロコシの粉を固めた食べ物は
そ~だな~・・・
サトウの切り餅を、焼かずに生で食べている感じ。

2011年5月9日月曜日

マチのほっとステーション

俺の勤務する学校は
元・財務大臣が創立した学校で
理事長自身はかなりセレブ。

こんな家に住んでいて

庭にはテニスコートもある。

ンナメリカン大使館も近いんで
ムズング居住者が多く
高級住宅街なのだが

家の前の道路は

こんな感じ

スーパーまで歩いて30分くらいかかるんで
普段は俺御用達の
家の目の前にあるコンビニの
「チムリーマート」を利用。

チムリーマート

常に品薄。
停電ばかりで冷蔵庫はALWAYS OFFなもんだから
コークとビールは常時ぬるみきっている。

毎朝ここで
朝食用に
サーターアンダーギーテイストのパッサパサのマフィン2個(400シリング≒16円)と
350mLのコーク(800シリング≒32円)を買っている。