今週の月曜から2学期が始まった。
着任したのが1学期の終業式だったから生徒に会うのは1ヶ月ぶりで、2回目だ。
「あのムズング、まだ居るのか?」
と警戒心と好奇心が入り混じった目で、僕のことを見ている。
今週は学期始めのテスト週間で
生徒と接触する機会が無いし
おまけに
夕方になると、ヘンな空手の型を始めたり
カメレオンを飼ったりしているので
怪しさに拍車が掛かっているようだ。
昔、ボビー・オロゴンが何かのテレビ番組で
「飼っていたヤギがライオンに食べられた!」
「弟がシマウマに轢かれた!」
と言っていたが
アフリカ人にとって
野生生物は恐れるべき存在で
ペットとして飼う習慣は無いようだ。
また
カメレオンは毒を持っていて
咬み付くと勘違いしているようだ。
(日本だったら2万円以上で売れるのにな~・・・)
カメレオンのエサのバッタを捕まえるために
野原を走り回っている僕を見て
クスクスと笑ってもいる。
(ヤバい、ナメられてる・・・)
僕は生徒とのコミュニケーションを図るために
カメレオン2匹を持って
休憩中の生徒を訪ねた。
コミュニケーションを図れるどころか
生徒たちは一目散に
蜘蛛の子を散らすように逃げて行った・・・
しかし
子供の頃
ガキ大将にケンカでやられて大泣きし
鼻水をたらしながら追いかけたら
あまりの汚さにガキ大将の方が逃げて立場が逆転し
いつの間にか仲良くなっていたなんてケースが、よくあったけど
それと同じように
生徒たちと仲良くなることができました。
今では
ヘンな空手の型にも付き合ってくれて
6人の門下生もできました。
0 件のコメント:
コメントを投稿